地震予測についてのヒトコト言っておくか。

この記事は2011/8に掲載されたものです。
記事の内容が古くなっている為、現状と異なる可能性があります。

普段は誰がいつ地震が起きると言っていても個人アカウントだったのでスルーしていましたが、仮にも地震botを名乗るアカウント「@eq_tokyo」が予測情報を投稿したのでイライラしていた。
もちろん、情報元のサイトが研究所等のサイトではないのではないかという苦言は他の方からも行っていたのでその点についてはあまり大きな反応をせずに@earthquakeで信頼性が低い情報という旨を投稿した。

しかし、本日(2011/08/31)になっても公式RTで予測情報を流していたので思わずカッとなって書くことにした。 ※自分は地震の専門家でもないし気象庁等の政府機関などと関係はありません。2007年から地震情報を流していただけの人です※

まずは大元のツイート。

英語に堪能ではないが、軽く意訳すると「日本の地震に注意。8月28日~31日の間、仙台、福島地方でマグニチュード5.5~6.5の地震が発生する可能性が高い」となる。
海外には震度という基準がないため、おそらくマグニチュード(気象庁マグニチュードではなく、モーメントマグニチュード)だとは思っている。

この情報の元はQukake Predictionという海外サイトで、地震の予測を行うサイトのようです。
しかしながら、NOTEとして「I am not associated with the USGS earthquake prediction site」と書かれています。これは「当地震予測サイトはUSGS(U.S. Geological Surve : 米地質調査所)とは一切の関係はない」と訳せるかと思う。

USGSはドメイン名を見てもusgs.govとなっており、(.govはアメリカの政府機関や関連組織用のドメインに使用できる)信頼のおけるサイトです。
個人的にはUSGSと関係が無い時点で情報源としては信頼度が乏しいものとして判断している。

問題の@eq_tokyoの投稿になると下記のようになっていた。

なぜか震度に変わっている。この時点でまったく信頼するつもりはないが、知らない人だと反応してしまうかもしれない。
これが個人のアカウントであれば、「また予測してるわ」ぐらいでスルーしていますが、緊急地震速報を流している個人制作のbotアカウントで言っていたので問題と感じましたね。@earthquakeも個人制作の地震botアカウントですので。

さて、この予測は間違いなのでしょうか?と聞かれると「可能性が低い」と明確ではない答えをせざるを得ません。
というのも地震予知に関しては難しいところで、明確に「揺れる」「揺れない」を出すのは現在の技術では言えないのです。

東海地震については例外的に気象庁が情報を提供する準備がありますが(東海地震関連情報)、Q&Aでも「必ず予知できるとは言えない」という返答を行っています。(気象庁|東海地震について | 東海地震の予知について)
地殻の動きと過去の前例などを踏まえてある程度、大まかな予測はできても、基本的には発表するほどの精度ではないのかと思っています。

3/11以降、しばらくの間は気象庁も大きな余震の可能性を情報を提供していましたが、確率が~%という表現でなされており、必ず発生すると言ったことはありません。
今回の情報も気象庁の発言から出たものであればわざわざ反応はしませんでしたが、研究機関等じゃない所の発言をソースとして予測ツイートしてるのは放っておけなかった。

上記のような理由で個人的にはTwitter上に流れている地震予測は明言していない限りデマとまでは言わないが信頼性が低いと考えています。
今回の@earthquakeの発言で”デマ”という文字を入れなかったのはあくまで発言が「予測」「可能性が高くなっています」となっている為であり、完全にウソというわけではないからですね。

そのような情報でいちいち反応して騒ぐよりも、普段から地震の対策をしておいた方がよいかと思いますよ。

・・・自分は東海地震がどうのこうの言われる地域ですがこの前やっと避難用品を購入した体たらくですが。

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